薬ゼミの「やまかけ」は当たる
★薬ゼミのやまかけ講義について、どういったものなのか、当たるのかなどを述べます。
やまかけ講義は国試2日前〜前日と、国試1日目が終わった後に行われます。
噂では、毎年内容が変わっていない、という驚きの情報もありましたが、それは恐らく毎年出される基本的な事項だということでしょう。
9教科分あり、1科目4〜7分くらいでしょうか。
時間を測ったわけではありませんが、1科目につき10分以下です。
講師がとにかく「ヤマ」をやや早口で伝えます。
事前にヤマが列挙されたプリントが配布され、そこにプラスαの情報を書き加えたり、ラインを引くように指示されます。
配布資料は、いつもの薬ゼミ講義で使用される冊子のようなもので、1科目につき1ページ〜1ページと三分の一くらい。
フォントはかなり小さいです。
ごま粒くらい。
ベーシックなヤマと、新しく出る可能性のあるNewヤマの二本立て。
国試1日目終了後のやまかけ資料は、すでに出題された分野や講師がもう出ないと判断した箇所が黒く塗りつぶされ、新たなヤマが追加されることも。
実務に関して、1日目は必須の10問だけなので、ほぼ塗りつぶされていません。
肝心なのは、そのヤマが当たるのかどうか。
当然、ヤマを張っている箇所はたくさんあります。
国試出題範囲からすれば、絞られているとは思いますが。
結果を言えば、当たります。
数を打てば当たるということもありますが、当たるんです。当たるんですよ。
あまり期待していなかったのですが、1日目を終えて、友人と共にびっくりしました。
Newヤマが、ピンポイントで当たるもんだから……。
これは講義でもネタバレしていましたが、出題委員が自分の大学の試験で頻繁に出題していたものだそうで、これを聞きつけた薬ゼミがNewヤマに設定したところ、見事に当たったと。
薬ゼミの情報網はすごいですね。
そして2日目の問題も見事に当ててきました。
実務の問題で、1日目終了後のやまかけ講義で講師が強調していた部分がそのまま選択肢に出てきました。
解きながら驚きました。
周りの学生も「これが出た」「あれが出た」とやまかけ効果を実感しているようです。
私もやまかけ講義がなければ落としていた可能性の高い問題が複数あったので、やまかけ講義には感謝しています。
というわけで、薬ゼミのやまかけ講義は有用です。
内容の割にちょっと値段が高いかな、とも思いましたが、数点分(人によってはもっと)をその課金でゲットできるならアリです。